体脂肪を1kg減らすために必要な消費カロリーは約7000kcalと言われています。

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逆に言えば体脂肪を1kg増やすには7000kcal以上の余剰カロリーを摂取しなければなりません。

7000kcalといえば回転寿司70皿分くらいのカロリーですので、よほどの大食漢でなければ1日で摂取できる量ではありません。

食べ過ぎた翌日に体重が2kgくらい増えるということはよくありますが、それは体脂肪が増えたわけではないことがほとんどです。

高カロリーな食事は往々にして味付けが濃いものが多く、塩分摂取量も多くなりがちです。

塩分を多く摂取すると、体液を薄めるために体に水分を引き込もうとする働きが起こります。

食べ過ぎた翌日の急激な体重変動は、体内の水分量が増えたことによって引き起こされています。

2～3日もすれば余分な塩分が体外に排出されて、むくみが取れ体重も元に戻ります。

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普段からしっかりと運動と食事管理をしていれば、1回の食べ過ぎで全て台無しになるようなことはありません。

記念日や旅行先では食事管理にナーバスになりすぎず、おいしいものを楽しく食べることも心の健康には大切なことです。