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筋トレ種目の実施順
2024年1月30日
ジムで筋トレを行う際、30分から1時間程度の時間で3~6種目程のトレーニングを行うことが一般的です。
トレーニングを実施する順番によっては、狙い通りの効果を発揮できず効率の悪いトレーニングになってしまうかもしれません。
基本的には大きな筋肉を使うトレーニングを最初に行い、徐々に末端の細かい筋肉を鍛える種目に移ることが理想的です。
例えば下記の3種目のトレーニングを行う場合、どのような順番で実施すればよいでしょうか?
・フラットバーベルベンチプレス
・ダンベルショルダープレス
・トライセプスプレスダウン
答えはこの順番です。
①フラットバーベルベンチプレス
↓
②ダンベルショルダープレス
↓
③トライセプスプレスダウン
ベンチプレスでメインに使われるのは胸の大胸筋ですが、肩の三角筋や腕の上腕三頭筋も動作を補助してくれます。
先にトライセプスプレスダウンで上腕三頭筋を疲労させてしまっては、ベンチプレスでも上腕三頭筋が先に限界を迎えてしまいメインで鍛えたい大胸筋を追い込むことができなくなってしまいます。
先にショルダープレスを行った場合も三角筋や上腕三頭筋が疲労してしまい、同じくベンチプレスの効果が十分に引き出せません。
したがって、大胸筋・三角筋・上腕三頭筋と多くの筋肉を動員するベンチプレスを一番最初。
三角筋・上腕三頭筋とふたつの筋肉を使うショルダープレスを2番目。
上腕三頭筋を単独で鍛えるトライセプスプレスダウンを最後。
というように配置すれば、お互いに干渉することなく効率の良いトレーニングが実施できます。
ただしこれはあくまで原則で、明確な目的があればこの限りではありません。
例えばとにかく腕を太くしたいので腕を優先的に鍛えたいといった場合は、体力が残っている序盤に腕の種目を取り入れるのも有効です。
ジムでなんとなく空いているマシンから順番に使っていくのではなく、明確な意図を持ってトレーニングの順番を考えましょう。
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