ウォーキングやランニングといった有酸素運動は、効果的にカロリーを消費できるダイエットに有効な運動です。

しかしそんな有酸素運動も、20分以上継続しないと脂肪燃焼効果は得られないという説が流布されています。

この情報の真偽について解説します。

運動を始めてすぐのタイミングでは血液や筋肉の中にあるブドウ糖がメインのエネルギー源として利用されます。

しかしブドウ糖の貯蔵量には限界がある為、5分、10分と運動を継続していくと徐々に体脂肪をエネルギー源として利用する割合が増えていきます。

運動を継続して20分が経過する頃にブドウ糖よりも体脂肪がエネルギーとして使われる割合が多くなります。

グラフのように運動開始後20分を経過すると体脂肪が効率よく使われることは事実ですが、20分以下ではまったく体脂肪が燃焼しないということではありません。

また近年の研究では30分の運動を行っても、10分の運動を3回に分けて行っても体脂肪の減少効果に違いはあまりないというデータも得られています。

ダイエットのために有酸素運動をするなら20分以上は動き続けないといけないと気負うことなく、できるときにできる運動をできるだけ行うことを心がけましょう。

●関連記事

10分ウォーキングの効果 | 春日市大野城市のパーソナルジム ボニーズ福岡 (boneedzfukuoka.com)

筋トレと有酸素運動、どちらを先に行えばよい？ | 春日市大野城市のパーソナルジム ボニーズ福岡 (boneedzfukuoka.com)