筋トレでは基本的に反動や勢いを付けずに、対象の筋肉のみに負荷をかけるようなフォームが理想です。

しかし例えば10回3セットのトレーニングを行う場合、3セット目の8回目くらいで限界を迎えてしまうといったことがよくあります。

そのようなときに8回で止めてしまうのではなく、反動を使ってでも10回まで完遂することで筋肉を限界まで追い込むことができます。

これが【チーティング】と呼ばれる一種のトレーニングテクニックです。

「チート」とは「ズル、いかさま」といった意味で、本来の正しいフォームから逸脱した動作で実施するためこのように呼ばれます。

ただしチーティングの乱用には要注意です。

セット序盤は基本に忠実なフォームで動作を反復し、最後の最後に綺麗なフォームで挙がらなくなったときだけ用いるようにしましょう。

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