筋力トレーニングは専用のマシンで行うマシントレーニングと、ダンベルやバーベルなどの汎用的な重りを用いて行うフリーウェイトトレーニングがあります。

マシントレーニングは各々の筋肉を個別に鍛えるための専用設計がされているため、狙った筋肉をピンポイントで刺激することが可能です。

一方のフリーウェイトトレーニングは正しい姿勢やフォームを維持するために、メインの筋肉以外の細かい筋肉も同時に使われるという特徴があります。

例えばフリーウェイトでのバーベルスクワットでは大殿筋や大腿四頭筋といったお尻や太ももの筋肉がメインで使われますが、体幹部の背筋や腹筋群も活発に働きます。

一方で同じくお尻や太ももを鍛えるレッグプレスマシンなどでは体幹の筋肉はあまり動員されません。

どちらの方が優れているということはなく、双方の特徴を理解して上手に組み合わせることが最大限の効果を得るポイントです。

最初はフリーウェイトのスクワットで機能的に身体を使って全身の筋肉を連動させながら鍛えて、その後マシンを使って下半身の筋肉を集中的に追い込むといった使い分けがおすすめです。